サニーの手帖

妖精の国アイルランドにまた行くことが目標。今は日本で色々と修行をしています。

ルーヴル美術館展 愛を描く

先日、「ルーヴル美術館展 愛を描く」という展覧会に、妹と一緒に行ってきました。

六本木にある国立新美術館にて開催されています。

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https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/love_louvre/

 

思っていたよりも人が多く、一つ一つゆっくりじっくり鑑賞するのは難しかったです🥲

西洋美術における「愛」の描き方、捉え方の変遷が主なテーマでした。

古代ギリシャ・ローマでは、愛=性欲・情欲で、相手の全てを自分のものにしたい、という感情こそが愛であるという捉え方。

また、アモル(エロス)にハートを射抜かれるような一目惚れや、好きな相手をみる眼差しに愛を見出しているような絵が多い印象でした。

そして、男性と女性の恋愛的アプローチの方法が、今ではアウトなものばかり。

男性は暴力、無理やり連れ去る、という完全な犯罪。女性は魔術・妖術、という。これまた怖い。

どちらも、今でも残っているというのが、何かの本質を捉えているようで怖いです。

古代のあとは、キリスト教的な親子愛、自己犠牲的な愛がよく描かれていました。

その後は、オランダやフランスで描かれた、日常的で庶民的な愛情。牧歌的なロマンスなど。

私は後世にいくにつれて親しみやすくて好きですね。

「部屋履き」という絵が、映画のワンシーンのようで特に印象に残って、気に入りました。

 

本展覧会のポスターでも使われている「アモルとプシュケ」の絵も鑑賞することができました!

思っていたよりも絵のサイズが大きかった...

小学生の時に知ったこのラブストーリーは、神話の中でも可愛くてピュアで、特に好きなロマンスです。

姑のヴィーナスのいびりにも耐えて、挫けずに頑張るプシュケ。

その末にアモルと無事結ばれるのは、シンデレラストーリーの原型なんでしょうか。(そこまで詳しくないです、すみません...)

アモル(性愛)とプシュケ(魂)が結ばれて、「喜び」が生まれたというのは、一般的な恋愛の構図な気がするし、とても素敵だなー。

 

全ての絵を鑑賞後、ミュージアムショップで同絵画のブックマークを購入しました。

近年、旅行先や美術館で買うお土産は、大体ブックマークとかブックカバーです。

可愛いグッズが多かったので、人がめちゃめちゃ多かった。特に女性。

正直人が多すぎたので疲労も溜まりましたが、行けてよかったです。

 

美術館を去った後は、妹とミッドタウンで中華料理をいただき、帰りにカフェで一息ついてから帰宅。

最近、長時間歩くと左の膝が痛くなるので、そろそろ整体か病院に行こうと思います。

 

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では☆彡